目標は1200
七日目
祖父は看護師から1200kcal自力で食べれるようにならないと、点滴は外せないと言われているようで、
なんとかして祖母に食べさせようとする。
が、これが難しい。
典型的な男性の思考で、「とにかく食べること」が解決しないことには
祖父のあせりは酷くなり、
祖母に一日中「食べなあかん」と言って聞かせる。
どうしたものかと、
心の中で感謝しつつ、私が交代する。
「食べたくない?そうやね~、おばあんちゃん頑張っとるで大丈夫やよ」
「一緒に少しずつ食べてみようか」
「あ、天気晴れてきたね~」
なんて他愛もない話をしながら、しれっとご飯を口にもっていく。
根気強く、食べさせること45分。
なんとかお粥を完食した。
「おばあちゃん頑張ったね~!」と、
祖父にも伝えると、
祖父も嬉しそうな安心した様子だった。
孫という立ち位置は、
介護する時にちょうど良いと思う。
近いけれど、近すぎない。
お互いが優しい心を保ちやすい間柄だ。
今日は、寝る前の祖父の祈りに、
いつもなら「もっと食べれるように」と祈るところが、
「今、これだけ食べれることを、感謝します」と、
まだまだ1200kcalには遠いが、
現状を感謝する祈りになっていた。
イエスさま、祖父の心をお守りください。
そして、祖父が感謝できたこと、心から感謝します💐
今日の夜ごはんの一品。